(*1)関連国家資格とは下記資格(受験実施までに取得見込みも含む)
医師、看護師、作業療法士、理学療法士、言語聴覚士、介護福祉士、社会福祉士、精神保健福祉士、公認心理師、臨床心理士、保育士、教育職員免許状
(*2)園芸療法関連実習とは自分自身の趣味の園芸ではなく他者と伴に他者のために園芸を実施することをいう。どこで・誰と・何時間の実習をしたか 要旨に記入する:実習活動記録を添付する必要がある。 合計250時間。
園芸療法臨床実習は対象者へのアセスメントのための試行的園芸療法・アセスメント・アセスメント後のプログラム計画・当日の準備・実施・片付け・振り返り・スーパーバーザーからの指導・フィードバックが含まれる。合計250時間。
(*3)臨床実習事前講習会とは、オンライン授業と高齢者施設で園芸療法を実施するための基礎知識を学び、各自が臨床実習を行う基礎を学ぶためのものである。説明Aに記載した園芸療法関連国家資格取得者は、臨床実習経験があるとみなしオンライン授業のみで【◆演習】を省略することができる。この場合の臨床実習時間は240時間【250時間―10時間(オンライン授業相当)を差し引いたもの】とする。
一次試験に合格した園芸療法関連国家資格取得者の場合は、オンライン授業終了とレポートの評価によって園芸療法士補となることができる。
◆オンライン授業
① 高齢者の特性・禁忌事項(1h+レポート1h)
② 園芸療法アセスメント:なぜ必要・アセスメントの実際 ICF(1h+レポート1h )
③ 園芸療法アセスメント:事例学習・ICFを使ってアセスメント(1h+レポート1h )
④ アセスメントに基づく目標設定・プログラム立案・記録の取り方・評価方法(1h+レポート1h )
◆演習
⑤ 高齢者施設でのアセスメントとプログラム立案(2回分)
⑥ 1回目:プログラム実施
⑦ 1回目:反省およびスーパーバイズ、評価、2回目プログラム修正 宿題レポート
⑧ 2回目:2回目プログラム実施・反省およびスーパーバイズ、評価
⑨ 小テスト ⇒ すべてのプログラム終了後レポート提出。
臨床実習事前講習会のすべてを受講したものは最終レポート提出後、その評価によって園芸療法士補となる。臨床実習事前講習会を修了した場合の臨床実習時間は220時間【250時間-30時間を差し引いたもの】である。
・演習は名古屋地域の高齢者で実施予定 詳細はHPに記載予定。
2日間:9時~17時。希望者は前日補講あり(別途徴収)
■費用
・臨床実習事前講習会の受講料は¥105,000
・オンライン講習会のみの場合は¥40,000
(別途受験料¥10,000は必要)
(*4)園芸療法臨床実習は上級園芸療法士の指導が原則である。あるいは各臨床現場で園芸療法に関係する国家資格保有者もしくは国家資格相当資格保有者(下記参照*)指導のもと、 安全な臨床実習の環境で実施することも可能とする。園芸療法の実践報告は当学会学 会誌第 11 巻記載の内容に準拠し受験必要書類とする。
(*園芸療法臨床実習の指導に関わる国家資格および相当資格者:
各種学会において臨床場面での園芸療法に関する口頭発表、論文発表を行い、かつ臨床場面に従事し、対象者の評価、介入、記録、評価を行っている現役者で、事前指導者打ち 合わせに参加したものに限る) 医師、看護師、作業療法士、理学療法士、言語聴覚士、介護福祉士、社会福祉士、精神保 健福祉士、公認心理師、臨床心理士、保育士、教育職員免許状)
(*5)一次試験は、学会入会時点で配布される最新の⽇本園芸療法学会選定⽤語集に基づき正誤問題方式で実施される。試験は、各分野の合計が60点以上であること。一般四年制大学枠・園芸療法関連国家資格取得者枠で受験するものは、一次試験合格後に臨床実習事前講習会に参加し、園芸療法士補になる。
(*6)二次試験は、提出された実践報告に基づく口頭試問を実施する。実習施設は受験生が自由に選び実施できる。実践報告のまとめ方・記載方法は学会誌11号およびオンライン講習会での内容を参考とする。